3Dプリンターの造形ログ

概要

ENDER3で大きな造形を実践する。パーツが頭部、角部、マウントの3部品に分割されているのでENDER3の実サイズより大きなものが作成できる。元データでもっとも大きいのは頭部です。ぎりぎりの130%サイズまで拡大して作成する。鹿を選んだ理由は、話題作りです。Zoomでビデオ会議したときに背景に鹿の頭があると印象に残る。私が尊敬する神田昌典先生がビデオ配信で背後に鹿の頭部らしい飾りがあったので、いつか私の動画配信で鹿なのか聞かれたら先生の真似をしたと言いたいし、歯科向けの仕事をしているというダジャレになっている。

設定

使用機種:ENDER3
フィラメント:ABS

ノズル 240度
ベッド 80度
0.2㎜
ノズル 0.4㎜
サポートありラフトタイプ
スケール130%

今回、使用するデータ

Deer Head detailed
by Takeshi November 12, 2012
https://www.thingiverse.com/thing:34277

スライスの結果

使用ソフト:Cura5.3.1

作業作成
頭部1day22h
角 13h
マウント 20h

作成メモ
ちょっと意外だったのは角よりマウントのほうが時間がかかる。角は全体では大きいけどもサポート材の部分が多いのでフィラメントの使用量も造形時間も短い。
最初の数回は第一層すら造形ができず苦戦。レベル調整、ベッドにステック糊を使ったり、第一層をラフト型で大きくしたりしたり、ノズルの温度を調整しても失敗する。
マスクでABSの匂いを我慢しながらテスト印刷をするうちにノズル詰りを疑いだした。
ヘッド部品を分解してノズルをライターで焼いたり、ワイヤーでごしごしやって掃除をこころみるが、ライトで照らしても向こう側に光が見えてこない。
結局は新しいノズルに交換しました。それからはうまく造形ができています。
フィラメントが安物だからなのか、買ってから5年も放置したから駄目なのか、所詮は250ドルの3Dプリンターじゃこんなもんだととか他責してましたが、やっぱりENDER3は素晴らしい機種だった

次への抱負

Curaで最大サイズは130%だと思っていたん。150%にしてから向きを変えても有効範囲に入らなかった。ものメモをまとめながら再度スライス処理をやってみたら150%でもあっさり範囲に収まった。造形ができそう。20%は数字では小さな違いですが、造形したときの印象はかなり違う。精度をもとめる造形ではないので失敗してもよかった。次に機会があれば挑戦してみたい。

後日談

監視カメラの映像です。なんと途中から造形れてない!原因を調べて再チャレンジじゃ!

最新情報をチェックしよう!

活動ログの最新記事8件

>最強の情報発信ツールWordPress

最強の情報発信ツールWordPress

御社がインターネットで影響力を武器にしようと思ったら使うべきツールはWordPress一択です。

CTR IMG